クラウドブリック、AWS WAFに特化したマネージドルールをリリース

クラウド&エッジコンピューティングセキュリティ企業のクラウドブリック株式会社(英文社名:Cloudbric Corp. 代表取締役:鄭 泰俊、http://139.162.127.206/jp)はAWS WAFに特化したマネージドルール「Clouldbric Managed Rules for AWS WAF」をリリースした。

マネジードルールイメージ

AWS WAFは、世界最大のシェアを誇るアマゾンウェブサービス(以下 AWS)が提供するクラウド型WAFサービスで、手軽に導入でき、AWS環境との親和性が高いことから、多くの企業で利用されている。事前に設定されたルールに基づいて攻撃パターンと一致するものは防御できるが、パターンマッチングで検出できない高度な脆弱性を狙った攻撃はWAFのみでは対応しきれないという問題がある。また、ユーザ自らルールを構成・更新など全てのサイクルにおける管理を行う必要があるため、より高度な設定や運用を行う場合には高度な知識とノウハウが求められる。

そこで、クラウドブリックはAWS Marketplaceで簡単に購入・適用できるAWS WAF専用マネージドルール「Cloudbric Managed Rules for AWS WAF」をリリースした。5ヶ国特許取得済みの論理演算検知ロジックに基づいて、Webアプリケーションを守るために必須となるルールグループを提案する。これらのルールグループはクラウドブリックの専門家たちにより定期的に自動更新されるため、セキュリティに関する知識がなくても、低コストで高いセキュリティレベルを実現できるという特徴がある。

今回リリースされる2つのマネージドルールは、OWASPが公開している最新のOWASP Top 10脆弱性に対応する「OWASP Top 10 Rule Set」と、95ヵ国700,000サイトから毎日収集される膨大な脅威インテリジェンスから危険度の高いIPとして厳選された脅威IPに対応する「Malicious IP Reputation Rule Set」であり、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなど危険性の高い脆弱性のみならず、従来のWAFでは防ぎきれない未知や最新の脅威からWebアプリケーションを保護できる。

クラウドブリック株式会社の代表取締役社長の鄭は「AWSのWebセキュリティ管理はユーザ自らルールの構成・管理する方法であるため、レベルの高いセキュリティ知識が必要で、持続的な管理に対する負担も大きい。そのため、ユーザはセキュリティ専門家を雇用しなければならないという困難に直面している」とし、「本サービスにより便利で安全にWebアプリケーションを保護すると同時に、自動更新による運用コストも節減できる」と述べた。

一方、クラウドブリック株式会社は、昨年AWS WAFに特化した運用サービス「Cloudbric WMS for AWS」をリリースするなど、AWS WAFを導入している企業様の悩みに多方面からサポートしていくという 。

 

【Cloudbric Managed Rules for AWS WAF】の情報

Clouldbric Managed Rules for AWS WAFに関する詳細情報はこちら
https://www.cloudbric.jp/clouldbric-managed-rules/